加計呂麻島 

かけろまじま

鹿児島県大島郡瀬戸内町

ロマンアイランド

奄美大島の南西、大島海峡を挟んで横たわる島。 平家伝承の民俗芸能といわれる「諸鈍シバヤ」は 国の重要無形民俗文化財。 また、鎮西八郎為朝来島の伝説があり、 西端の実久集落の入口にその子といわれる 実久三次郎を祀った実久三次郎神社がある。 大正期には天然の良港薩川湾が軍港となり、 太平洋戦争末期には特攻水雷艇「震洋」の基地が置かれた。 指揮官として赴いた島尾敏雄のその後の文学作品は、 この島での体験が原点となっている。

基本情報
標高
加崎岳326m
人口
1,262人
来島者
48,225人
行政
明治41年鎮西村
→大正5年実久村が分立
→昭和21年米国施政権下
→同28年日本返遠
→同31年西方村・古仁屋町との合併で瀬戸内町
交通
小学校6校
(薩川8人・西阿室6人・諸鈍17人・伊子茂8人・秋徳1人・俵:休校中)、
中学校5校(俵・薩川ともに休校中、伊子茂13人・諸鈍2人・秋徳3人)
がある。児童生徒数は令和元年度。
平成24年度から島内全小中学校で
「にほんの里加計呂麻留学」制度を行っている。
親子留学型で家賃補助などの支援あり。
問合せは瀬戸内町教育委員会 TEL:0997-72-0113へ。
薩川小・須子茂小・旧木慈小学校にある旧奉安殿は
国の登録有形文化財。
須子茂小は同30年に閉校。
高校は、奄美大島など島外へ通学。
へき地保育所3か所(秋徳・諸鈍・瀬相)がある。
窓口
奄美せとうち観光協会 TEL:0997-72- 1199
あまみ大島観光物産連盟 TEL:0997-53-3240
奄美群島観光物産協会 TEL:0997-58-4888
奄美大島観光協会 TEL:0997-55-1181
瀬戸内町商工観光課観光係 TEL:0997-72-1115
世帯数
656世帯
年齢
小7% 大43% 老50%
産業
農業3% 漁業6% 二次14% 三次76%
教育
バス
 フェリーの発着に合わせて運行。
 瀬相~実久線、瀬相~阿多地線、瀬相~佐知克線、瀬相~西阿室線、
 生間~秋徳~瀬相線、生間押角~瀬相線、生間~徳浜線
 (デマンド運航)がある。
 [加計呂麻バス] TEL:0997-75-0447

レンタカー
 [加計呂麻レンタカー]
  TEL:0997-75-0427(瀬相)/090-9729-3654(生間)
 [いきんまレンタカー(生間)] TEL:0997-76-0202

レンタサイクル
 加計呂麻島展示・体験交流館、生間港、瀬相港の3カ所で
 貸出、乗り捨て可能。
 [加計呂麻島展示・体験交流館] TEL:0997-76-0676
医療・福祉
瀬戸内徳洲会加計呂麻診療所があり医師が常勤している。
かけろま薄井歯科がある。
急患は、救命救急士の応急処置を行える救急艇「おおとり」などで、
奄美大島の瀬戸内徳洲会病院などへ搬送する。
平成30年、俵小学校空き教室に「島の保健室」が開設された。
コミュニティナースが配置され、医療・福祉・介護をはじめ
住民生活全般について集落区長や民生委員、保健師、
地域おこし協力隊、行政などと調整・連携しながら
支援を行っている。
毎週水曜には、同室で「島の保健室カフェ」も開かれている。
特別養護老人ホーム「加計呂麻園」や通所介護事業所があるほか、
奄美大島側へ通所している住民もいる。
島へのアクセス

▶奄美大島・古仁屋港から
 フェリー瀬相港へ25分、4便。
 フェリーで生間港へ20分、3便。
 [瀬戸内町商工観光課船舶交通係] TEL:0997-72-4560
 [瀬相待合所] TEL:0997-75-0430
 [生間待合所] TEL:0997-76-0619

海上タクシー(乗合定期船)
▶奄美大島· 古仁屋港から生間港へ15分、10便。
 (定員12人で地元住民が優先。日曜全便運休。)
 [瀬戸内貸切船協同組合] TEL:0997-72-0377

海上タクシー
 [古仁屋貸切船組合] TEL:0997-72-0332
 [奄美海上タクシー] TEL:0997-72-4760
 [瀬戸内貸切船協同組合]

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2024年 03月 28日

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