伊島 

いしま

徳島県阿南市

紀伊水道にぽっかり浮かぶ桃源郷

四国の最東端、阿南市蒲生田岬の東海上約6kmの 紀伊水道にある島。 島内からは古墳時代と推定される遺物が出土、 平安期の僧・空也上人の来島伝説があり、 阿波水軍の一拠点だったとされる。 潜水技術者が輩出する島として知られ、 現在も海士漁が盛んである。 希少植物が自生し、費重な野鳥が飛来するなど、 手つかずの自然が残っており、集落地を除く全域が 室戸阿南海岸国定公園に指定されている。

基本情報
標高
のろし山124m
人口
165人
来島者
3,900人
行政
明治22年那賀郡椿村の一部
→昭和155年町制施行
→岡30年3町村との合併で橘町
→同33富岡町との合併で阿南市
交通
伊島小学校と伊島中学校がある。
令和元年度の児童生徒数はそれぞれ3人、6人。
小学校は市内などの一輪大会で毎年好成績を収めている。
平成28年度には、児童が島の歌「とどいてほしい~ 伊島唄」を
CD化。
中学校はササユリの保護育成への取り組みが評価され
「2015年度自然公園関係功労者環境大臣表彰」に選ばれた。
中学生は全員が「伊島少年消防団」に所属しており、
毎年12月に防火パトロールを実施している。
県内の小・中学校との学校交流をはじめ、
高校や企業と連携した活動も行っている。
島に高校がないため、中学校卒業後は本土に寄宿して通学。
窓口
阿南市観光協会きらりあなん TEL:0881-22-3290
世帯数
73世帯
年齢
産業
教育
狭い平地に集落が密集し道路は幅員が狭いため、
交通手段は徒歩のみ
医療・福祉
市の伊島診療所がある。
以前は常駐の医師がいたが、
今は週1回の診療が実施されている。
専門的医療については本土での診察となる。
救急患者については、地元住民の相互協力のもと
漁船などで本土へ搬送。
島へのアクセス

▶答島港から一般旅客船で30分、3便。
 [伊島連絡交通事業] TEL:0884-33-1271

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