北大東島 

きただいとうじま

沖縄県島尻郡北大東村

シュガーアイランドのフロンティアスピリッツ

沖縄本島の東方360km、隆起サンゴ礁でできた沖縄県最東端の島。 明治36年、南大東島と同じく八丈島出身の玉四半右衛門の会社が 開発に着手、同43年から会社独占支配の下で燐鉱の採掘と サトウキビの単一栽培が進められた。 現在でも貯鉱場や軌道跡、積出埠頭などがかつての賑わいを 今に伝えており、平成29年には燐鉱石貯蔵庫を含む 燐鉱山の一帯が国の史跡に指定、 翌30年には「北大東島の燐鉱山由来の文化的景観」として 県内初の重要文化的景観に選定されている。

基本情報
標高
74m
人口
629人
来島者
954人
行政
明治29年島尻郡へ編入
→昭和21年米国施政権下、村制施行
→同47年日本返還
交通
小・中の併設の北大東小・中学校がある。
平成5年、全国初の村営「なかよし塾」を開設。
島の児童・生徒の学力向上に寄与し、平成10年には
過疎地域活性化優良事例として国土庁長官賞を受賞した。
同24年度からはICTを活用したオンライン塾
「なかよし塾Web学習支援」にも取り組んでいる。
北大東幼稚園があり、県の教育政策のもと3~5歳までの
3カ年保育を行っている。
2歳児からの未就学児と幼稚園児(午後から)については、
預かり保育支援員を配置し、預かり保育を実施している
(離島の定住促進に向けた子育て基盤構築事業) 。
島に高校がなく、中学卒業後に進学のため島を離れた子供たちは、
沖縄本島に住む親戚や群星寮(那覇にある高校のない
県内離島の中学校を卒業した生徒を対象とした寮)などから
高校へ通学する。
窓口
北大東村総務課 TEL:09802-3-4001
世帯数
333世帯
年齢
小18% 大65% 老18%
産業
農業13% 二次39% 三次48%
教育
レンタカー・バイク・サイクル
 [ハマユウ荘 うふあがり島] TEL:09802-3-4880
医療・福祉
沖縄県立南部医療センター附属北大東診療所があり、
医師と看護師が常駐し、村民の健康を維持している。
緊急時は自衛隊機で沖縄本島の病院へ搬送。
村立北大東歯科診療所がある。
北大東保健・福祉センターと社会福祉協議会が協力し、
デイサービスや在宅介護ヘルパー派遣などを実施している。
島へのアクセス

▶那覇泊港から一般旅客船で約15時間、週1~2便。(5日に1便)
(北大東先行便、南大東先行便の交互運航)
 北大東の発着港は風向きや海象によって
 西・北・江崎のいずれかとなる。
 [大東海運] TEL:098-861-0515
 
飛行機
▶那覇空港から約1時間、1日1便。
 (南大東経由便もある)
 [琉球エアコミューター]
  TEL:0570-025-071(JAL国内線予約)

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