長島　

ながしま

岡山県瀬戸内市

療養所の島

瀬戸内市邑久町東部の古い港町・虫明の海は 奥深い虫明湾を形づくっているが、 湾口には東西4.2km、南北0.8kmの長島が横たわっている。 古代においては牛牧・馬牧として利用されていた。 昭和5年に国立ハンセン病療養施設「長島愛生園」、 同13年には現在の国立療養所「邑久光明園」が設立され、 以後全国から1万人以上のハンセン病患者を隔離収容してきた。 平成31年には、国立療養所の建造物として初めて 長島愛生園と邑久光明園の建造物群（計10施設）が 国の登録有形文化財となった。

基本情報
標高
99m
人口
486人
来島者
行政
明治22年邑久郡裳掛村の一部
→昭利33年邑久町に編入
→平成16年牛窓町・長船町と合併して瀬戸内市
交通
昭和18年分教場として発足した裳掛小学校長島分校は
同40年に一時閉鎖され、平成11年3月閉校。
昭和12年に開校した光明学園を前身とし、
同23年に開校した裳掛中学校の分校は同43年に休校、
同55年に邑久中学校へ統合され、平成11年に閉校。
昭和30年設立の県立邑久高校定時制課程新良田教室
（昼間定時制課程普通科）は同62年3月で閉校。
長島愛生園付属看護学校がある。
窓口
瀬戸内市役所　TEL：0869-22-1111
世帯数
357世帯
年齢
産業
教育
医療・福祉
長島愛生園と邑久光明園には
内科・外科・歯科などの診療科があり、
医師が常駐している。
島へのアクセス
邑久町虫明地区と架橋されている。
車
▶JR赤穂線邑久駅からバスで長島愛生園へ47分、1日3便。
　［東備バス］　TEL：0869-34-2049

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