保戸島 

ほとじま

大分県津久見市

遠洋マグロ基地HOT島

津久見港から14km、豊後水道に浮かぶ島。 明治23年頃から始められた遠洋マグロ漁業は 最盛期には年間100億円の水揚げがあり、 一大マグロ基地となっていた。 日豊海岸国定公園に指定され、 美しい砂浜や奇岩が点在している。 傾斜に沿って家々が建ち並ぶ集落は 地中海沿岸を思わせ、「未来に残したい 漁業漁村の歴史文化財産百選」に認定されている。

基本情報
標高
遠見山179m
人口
700人
来島者
13,600人
行政
明治22年北海部郡四保戸村
→阿25年保戸島村として分立
→昭和26年津久見町との合併で津久見市
交通
明治11年開校の保戸島小学校(昭和34年の児童数は615人だったが、
令和元年度は2人)、昭利22年開校の保戸島中学校(休校中)がある。
以前は中学校を卒業する男子生徒のほとんどは
マグロ船に乗っていたが、最近は本土にある高校に進学するため、
漁業後継者確保が必要となっている。
小中学校は小規模特認校で平成27年度から島外からの
児童生徒を受け入れる「しおかぜ通学」制度を実施。
島に住んで学校に通う離島留学生も募集している。

昭和20年7月、米軍機の空爆で爆弾が当時の保戸島国民学校校舎を直撃、
先生2人を含む127人が犠牲になるという痛ましい事件があった。
島内の海徳寺にお地蔵が祀られている。
また、中学校横には戦没学徒慰盆碑があり、
月命日の毎月25 日には小中学校の子どもたちが掃除をしている。

小学校は平成12年に、中学校は同21年にそれぞれ建て替えが行なわれた。
文化祭は幼稚園・小・中学校が連携して、
体育祭はさらに地域全体も連携して合岡で開催される。
窓口
津久見市観光協会 TEL:0972-82-9521
津久見市商工観光・定住推進課 TEL:0972-82-9542
保戸島出張所 TEL:0972-87-2001
世帯数
367世帯
年齢
小2% 大34% 老64%
産業
漁業31% 二次1% 三次68%
教育
医療・福祉
市が設置する保戸島診療所の運営を市医師会が行なっている。
介護サービスの拠点として保戸島デイサービスセンターがある。
島へのアクセス

▶津久見港から高速船で保戸島港へ25分、6便。
 [やま丸(津久見)] TEL:0972-82-2507

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