高島 

たかしま

長崎県長崎市

日本の石炭産業の歴史を語る

長崎市の中心地から南西海上約14.5kmに位置する島。 明治2年、佐賀藩とイギリスの貿易商トーマス・B・グラバーと 共同で洋式竪坑を開き、本格的な炭鉱開発が始まった。 同14年には岩崎弥太郎に売却され三菱の経営となり 以後炭鉱の島として発展、「三菱発祥の地」となっている。 高島北渓坑跡は、平成26年に中ノ島炭坑跡と端島炭坑跡と ともに「高島炭鉱跡」として国の史跡指定。 「明治日本の産業革命遺産製鉄・製鋼、造船、石炭産業」 (平成27年、世界文化遺産登録)の構成資産の 一つとしても知られる。

基本情報
標高
112m
人口
382人
来島者
103,000人
行政
明治22年西彼杵郡高島村
→昭和23年町制施行
→同30年高浜村端島を合併
→平成17年合併で長崎市
交通
高島小中学校(併設校)がある。
高島小は述隔学習として、
市の中心部にある西坂小とテレビ会議システムで結び、
英語を使った交流をしている。
高島中の生徒は総合学習の一環として
創作神楽「姫大蛇」の練習に取り組んでいる。
平成元年に県立高島高等学校が閉校。
高校生は長崎市などの高校へ通学する。
高島幼稚園がある。
窓口
観光案内所(レインボーショップ) TEL:095-896-2001
長崎市南総合事務所高島地域センター TEL:095-896-3110
長崎市コールセンター「あじさいコール」 TEL:095-822-8888
世帯数
245世帯
年齢
小5% 大44% 老51%
産業
農業5% 漁業9% 二次5% 三次72%
教育
バス
 高島線(営業所~船泊~光町~本町~釣り公園)
 [富川運送] TEL:095-896-2021

レンタカー・レンタサイクル
 [レインボーショップ] TEL:095-896-2001
医療・福祉
高島診療所(内科・歯科)があり、
長崎大学からの応援医師が対応にあたっている。
急患は救急艇が24時間体制で待機しているほか、
県のドクターヘリで本土の病院へ搬送する。
養護老人ホーム高砂園、ふれあいサロン「きずな」がある。
孤独死の防止に向け黄色い旗運動(安否確認) を実施している。
島へのアクセス

▶長崎港から高速船で伊王島経由、高島へ約35分、8便。
 [長崎汽船(高島港)] TEL:095-896-2104

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