小値賀島 

おぢかじま

長崎県北松浦郡小値賀町

海と空と風がつくる爽やかな島

佐世保市から航路で90kmの西海上、 五島列島の北部に位置する。 小値賀諸島は大小17の島からなり、 ほとんどの島が火山の噴火によってできた火山群島で、 その美しい海岸線を含め、全島が西海国立公園の指定を 受けている。 「古事記」の国生み神話に見える 「両児島(ふたごのしま)」は この小値賀島という説もある。 遣唐使の寄港地だった歴史もあり、 寛永年間(1624~44)からは捕鯨で栄えた。 アワビ海士漁の伝統もある。

基本情報
標高
本城岳111m
人口
2,229人
来島者
39,200人
行政
明治22年北松浦郡笛吹村・柳村・前方村
→大正15年3 村合併で小値賀村
→昭和15年町制施行
交通
小値賀小学校、小値賀中学校、県立北松西高等学校があり、
平成20年度より県の指定を受け
小中高連携型一貫教育に取り組んでいる。
主な内容は、小中高の学校行事の合同開催
(海岸清掃活動、遠足、体育祭、英語学習)、
各学校の教員の相互乗り入れ授業の実施など。
光・ICT機器(電子黒板、生徒一人に一台のタブレットなど) を
導入し、離島のハンディを乗りえている。
その結果、全国学力調査では県平均を越える学力を維持している。
また、小中高のそれぞれの段階で政治について学ぶ
模擬議会を開いている。ここでの議論内容は町に提案される。
ほとんどの子どもたちはエスカレーター式に進学する。
島外の生徒を受け入れる「ふるさと留学」を
令和2年度から本格実施する予定。
保育所と幼稚園が統合された小値賀こども園がある。
窓口
小値賀町総務課 TEL:0959-56-3111(代表)
世帯数
1,046世帯
年齢
小9% 大47% 老44%
産業
農業19% 漁業9% 二次9% 三次63%
教育
バス
 小値賀港・笛吹~柳・斑方面
 (小値賀港~笛吹~診療所~小学校~柳~浜津~斑島)
 小値賀港・笛吹~中山・空港入口(木場)・唐見崎方面
 (小値賀港~笛吹~中山~空港入口~筒井浦~唐見崎)
 ともに日曜日は全便運休。
 [小値賀交通] TEL:0959-56-2003

公共交通空白地有償運送
 1時間前までの予約制で、科金300円。
 [小値賀町社会福祉協議会] TEL:0959-56-4193

レンタカー
 [福崎モータース] TEL:0959-56-2464
 [小値賀自動車] TEL:0959-56-2175
 [オヂカノオト] TEL:090-9476-9490

レンタサイクル
 [おぢかアイランドツーリズム協会] TEL:0959-56-2646
医療・福祉
小値賀町国保診療所があり、医師1人が常勤。
急患はドクターヘリで本土の病院まで搬送。
CT電送システムが設置されており、
本土病院での手術や検査の準備に活用されている。
ほかに歯科医院がある。
特別養護老人ホーム、認知症対応型共同生活介護事業所、
高齢者生活福祉センターがある。
島へのアクセス

▶佐世保港から
 高速船で笛吹港へ1時間25分~1時間45分、2便。
 フェリーで2時間40分~3 時間20分、2便。
 [九州商船] TEL:095-822-9153
▶中通島・有川港から
 高速船で笛吹港へ35分、1便。
 [九州商船]
▶博多港から
 福江島行きフェリーで宇久島・平港経由笛吹港へ4時間55分、1便。
 [野舟商船] TEL:0570-01-0510
▶福江島・福江港から
 博多行きフェリーで中通島・青方港経由笛吹港へ2時間50分、1便。
 [野船商船]
▶宇久島・神浦港から
 一般旅客船で柳港へ17~34分、3便。
 [佐世保市宇久行政センター産業建設課] TEL:0959-57-3113

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