頭ケ島 

かしらがしま

長崎県南松浦郡新上五島町

石造り教会のある世界文化遺産の島

中通島の西北端に位置する。 安政6年(1859)、島の開拓が始まる。 当時の住民はほとんどがキリシタンであり、 幕末から明治初めにかけての大弾圧「五島崩れ」で 一時無人化したものの、大正6 年には島産の頭品石を使った 頭ヶ島天主堂(国指定重要文化財)を信者自ら完成させている。 かつて採石が盛んで、五島石を活用した石畳や家屋など 独特の景観が残る頭ヶ島の集落は「崎浦の五島石集落景観」として 国指定重要文化的景観に指定されている。 また、同集落は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の 構成資産の一つとして平成30年にユネスコ世界文化遺産に登録された。

基本情報
標高
111m
人口
15人
来島者
46,000人
行政
明治22年南松浦郡有川村の一部
→昭和9年町制施行
→平成16年南松浦郡有川町・上五島町・若松町・新魚目町・奈良尾町の合併で新上五島町
交通
昭和56年の頭ヶ島大橋の完成により、
同57年3月をもって崎浦小学校頭島分校は閉校に。
児童・生徒は、有川小学校、有川中学校へ
スクールバスで通学。
窓口
新上五島町観光物産協会 TEL:0959-42-0964
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター
 TEL:095-823-7650
頭ヶ島の集落インフォメーションセンター TEL:0959-42-8118
新上五島町観光商工課 TEL:0959-53-1131
新上五島町有川支所 TEL:0959-42-1111
世帯数
8世帯
年齢
大33% 老67%
産業
二次50% 三次50%
教育
バス
 布川港~頭ヶ島天主堂。
 [西肥自動車] TEL:0959-52-2015

シャトルバス
 平成30年4 月より「頭ヶ島パーク&ライド」に
 取り組んでおり、一般車・レンタカー、観光バス、
 タクシーでの通行は 制限されている。
 頭ヶ島天主堂の観覧者、白浜海水浴場利用者、釣り客は、
 上五島空港で教会までの無料シャトルバスに乗り換え。
 問い合わせは新上五島町観光商工課へ。
医療・福祉
医療機関はなく中通島の病院・診療所へ通院。
介護保険施設はなく中通島へ通所。
または同島の事業者のサービスを利用。
島へのアクセス
頭ケ島

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