池島 

いけしま

長崎県長崎市

離島最後の炭鉱があった産業遺産の島

西彼杵半島の旧外海町西方海上約7kmに位置する。 昭和27年10月に松島炭鉱が海底炭の開発に着手し、 同34年5月の操業開始依頼、良質の原料炭を算出する 国内有数の有料炭鉱として操業を続けてきたが、 平成13年11月に閉山、42年間にわたるヤマの歴史に幕を閉じた。 閉山後、炭絋施設を活用した 長崎炭鉱技術研修センターが設置され、 ベトナムやインドネシアからの研修生を受け入れていた。 近年では、トロッコ電車に乗って坑内見学ができる 体験事業や住民の案内で島内を散策するツアーも定着し、 産業遺産を活用した取り組みにより来島者も増加している。

基本情報
標高
四方山115m
人口
130人
来島者
6,122人
行政
明治22年西彼杵郡神浦村の一部
→昭和30年黒崎村との合併で外海村
→同35年町制施行
→平成17年合併により長崎市
交通
小中併設校の池島小中学校がある。
炭鉱最盛期には小学生1,287人(昭和45年度) 、
中学生621人(同48年度) を数えていたこともあるが、
令和元年度は小学生1人、中学生1人。
島には高校はなく本土へ通学。
窓口
長崎市外海地域センター池島事務所 TEL:0959-26-1111
長崎市コールセンター「あじさいコール」 TEL:095-822-8888
世帯数
86世帯
年齢
小2% 大37% 老62%
産業
二次21% 三次79%
教育
バス
 池の口~桟橋前~鉱業所前~神社下
 (郷東を経由する便もあり、日・祝運休)。
 [さいかい交通] TEL:0959-22-0013

レンタサイクル
 [みなと亭] TEL:0959-26-2555
医療・福祉
池島診療所があり、医師1人、看護師2人が常勤している。
急患は緊急船またはドクターヘリにて本土の病院まで搬送。
島内に介護保険サービス施設はなく、
週2回本土から事業者が来島し
デイサービスを提供している。
島へのアクセス

▶神浦港から
 高速船で10分、1便。フェリーで26分、2便。
 [西海沿岸商船(大瀬戸営業所)] TEL:0959-22-0649
 一般旅客船で15分、4便。(第2 ・4・5日曜運休)
 [進栄丸] TEL:090-4513-4983
 [長崎市北総合事務所外海地域センター] TEL:0959-24-0211
▶瀬戸港から
 高速船で11分、1便。フェリーで28分、5便。
 [西海沿岸商船(大瀬戸営業所)]
▶佐世保泡から
 高速船で大島・松島経由58~67分、2便。
 [西海沿岸商船(大瀬戸営業所)]

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