野々島 

ののしま

宮城県塩竈市

数々の伝説が昔ながらの道なみに息づく島

浦戸諸島の中央に位置する島。 集落の南端には長者屋敷と呼ばれた場所があり、 内海長者がいろは船で密貿易をし、 巨万の宮を蓄えていたと伝えられている。 島のいたるところに見られる洞窟、林の中の細い道や 苔むした階段などを歩けば、そのような伝説を強く感じないわけにはいかない。 桟橋には浦戸諸島開発総合センターがあり、 さまざまな交流の拠点となっている。 浦戸諸島唯一の小中学校、診療所もあり生活面での中心的な島といえる。

基本情報
標高
23m
人口
66人
来島者
18,300人
行政
明治22年浦戸諸島4 地区(宮城郡寒風沢浜・野々島・石浜・桂島)の合併で浦戸村
→昭和25年塩竈市に編入
交通
平成17年に桂島から浦戸第二小学校が移転、
浦戸中学校に併設され、小中一貫校「浦戸小中学校」が開校した。
同校は浦戸諸島唯一の学校のため桂島の児童も通学している。
県内で最も早く小規模特認校制度を導入し、
本土側からも児童・生徒が通っている(通学可能であれば
塩釜市以外の自治体に住む子どもたちも入学可能)。
独自のカリキュラムとして浦戸諸島の自然や文化を学ぶ「浦戸科」、
演劇活動「ACT」、下校の船のなかで勉強する「船勉」など、
特色のある教育が行われている。
窓口
塩竈市載光物産協会 TEL:022-364-1165
塩竈市観光案内所 TEL:022-362-2525
塩竈市浦戸振興課 TEL:022-369-2411
世帯数
32世帯
年齢
小5% 大27% 老68%
産業
漁業55% 二次10% 三次35%
教育
医療・福祉
開発総合センターに隣接して浦戸診療所があり、
本土の市立病院から週2回の派遣による診療が行われている。
住民は同診療所か本土の病院へ通院。
急患は、救急艇を配備して本土側の病院へ搬送。

島外事業者の在宅介護サービスを利用可能。
市ではサービス事業者の訪問介護に際し、
海上運賃の費用の一部補助を実施。
島へのアクセス

▶塩釜港から
 朴島行き一般旅客船で桂島浜経由31分、6~7便。
 [塩竈市営] TEL:022-361-7710

▶[NPO浦戸フェリー] TEL:022-365-3611
 [(一社)浦戸自主航路巡営協議会]TEL:080-6011-3838  もある。

▶桂島・石浜桟橋から野々島桟橘まで
 無料の一般旅客船が随時運航。
 11~3月の日曜・祝日・年末年始運休。
 TEL:080-5560-5716

▶寒風沢島漁港から野々島学校下まで
 無料の一般旅客船が随時運航。
  TEL:080-5560-5717

海上タクシー
▶[浦戸海上タクシー 八千代タクシー]
  TEL:090-9536-0259

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