網地島 

あじしま

宮城県石巻市

ときめきアイランド・AJISHIMA

宮城県の東部・牡鹿半島の西南端、 世界有数の捕鯨基地として知られた鮎川港から海上4kmにある。 康平5年(1062)に源頼朝によって滅ぼされた 安倍貞任一族の生き残りが逃れ住んだといわれる。 元文4 年(1739)にはロシアのベーリング探検隊支隊が上陸、 日本とロシアとの初交易の場となった。 野生のシュロやトペラなどの暖帯性植物が群生する 常春の島として観光客の人気も高い。

基本情報
標高
ダンゴ山100m
人口
304人
来島者
33,438人
行政
明治22年牡鹿郡鮎川村の一部
→昭和15年町制施行
→同30年大原村との合併で牡鹿町
→平成17年広域合併により石巻市
交通
大正7年、網地・長渡の両尋常小を統合して
島の中央に開校した網長小学校は、
平成9年3月で休校、同12年3月に閉校した。
旧校舎は診療所「網小医院」として利用されている。

昭和22年開校の網長中学校は、平成12年3月をもって閉校、
同14年4月より研修施設「島の楽校(がっこう)」として活用。
東日本大震災により休止したが、同25年度に再開した。
窓口
石巻観光協会牡鹿事務所 TEL:0225-45-3456
石巻市地域振興課 TEL:0225-95-1111
石巻市牡鹿総合支所 TEL:0225-45-2111
世帯数
188世帯
年齢
小1% 大25% 老74%
産業
漁業41% 二次4% 三次55%
教育
バス
 牡鹿地区市民バス(網地島線)
(根組浜~長渡港~網小医院~根組浜、4便)
 [おしかパブリックサービス] TEL:0225-44-1655
医療・福祉
平成11年9月、廃校となった網長小学校の校舎を利用し、
「網小医院」として診療所を開所。
医師が常駐し、内科・外科など歯科歯科診療所も併設。
平成14年6月に校舎の残りの部分を町が改築、
デイサービスセンター・高齢者生活福祉センターも併設され、
同22年、医療機関併設型小規模介護老人保健施設「網小」に転換。

休診日や夜間・緊急時における患者の搬送は、
高速定期船などの地元船舶が対応。
平成24年に校庭跡地が防災ヘリポートとして整備され、
悪天候など船の巡航が困難な場合のヘリによる搬送体制が整えられた。

平成15年に文部科学省の「廃校リニューアル50選」選定。
同17年度から市が離島介護対策事業を実施し、
介護サービスの提供と住民の負担軽減に努めている。
島へのアクセス

▶鮎川港から
 一般旅客船で長渡港へ11分、網地港へ25分、3便。
 フェリーで長渡港へ16分、網地港へ27分、1便。
 [網地島ライン] TEL:0225-93-6125
▶石巻港(石巻中央発着所または石巻門脇発着所)から
 一般旅客船で田代島経由網地港へ54分、
 長渡港へ1時間8分、2便。
 フェリーで田代島経由網地港へ1時間22分、
 長渡港へ1時間40分、1便。
 [網地島ライン]
▶田代島二斗田港から
 高速船で長渡港へ25分、1便。
 [網地島ライン] 

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