答志島

とうしじま

三重県鳥羽市

歴史を秘めたロマンの島

烏羽港の北東約2.4kmにある伊勢湾最大の島。 古くは「万葉集」にて柿本人麻呂に詠まれた地。 烏羽城主で九鬼水軍大将の九鬼嘉隆が関ケ原の戦に敗れ 自刃した地として知られ、首塚・胴塚の史跡などがあり、 歴史とロマンを秘めた島である。 漁業従事者が約50%を占め、 最近は曳き釣りという漁法によって釣ったサワラを ブランド品として売り出す取り組みや、 ワカメ養殖の作業を都市部の高齢者などが手伝う 「結(ゆい)づくりプロジェクト」の活動も行われている。

基本情報
標高
宮谷峠167m
人口
1,975人
来島者
130,500人
行政
明治22年答志郡答志村・桃取村・竹島村の合併で
答志村
→同29年志摩郡
→同30年答志村・桃取村として分立
→昭和29年菅島村・神島村ほか4町村との合併で島羽市
交通
答志小学校、答志中学校がある。
本土の小中学校の統合計画が浮上したことを受け、
島内団体などの声かけによって
平成30年から離島留学(寝屋子の島留学)を実施。
ワカメの養殖、方言調査など、生まれ育った郷土を知る学習を展開。
桃取小学校が平成29年に閉校。
桃取小学校の生徒は船とスクールバスで本土の鳥羽小学校へ通学する。
中学生は鳥羽東中学校に通学する。
高校生は鳥羽や周辺の高校へ通学している。
窓口
島羽市観光協会 TEL:0599-25-3019
島羽市観光課 TEL:0599-25-1157
世帯数
662世帯
年齢
小11% 大51% 老38%
産業
漁業50% 二次9% 三次38%
教育
医療・福祉
桃取診療所があり、医師が1人、看護師が2人常勤している。
その他、島の出身者が答志町で医院を開業している。
デイサービスセンター、鳥羽の離島で唯一の歯科医院もある。
島内にドクターヘリの発着地があり、
緊急時の対応が可能となっている。
島内在住の妊婦に対して、本土への妊婦健診にかかる
交通費の助成制度あり。
問合せは、鳥羽市健康福祉課健康係 TEL:0599-25-1146
島へのアクセス

▶鳥羽港・市営定期船佐田浜桟橋から
 一般旅客船で和具港、 答志港へ20~30分、8~10便
 (中之郷始発)。
 鳥羽港・佐田浜市営定期船乗り場から
 一般旅客船で桃取港へ12分、10便。
 [島羽市市営定期船課] TEL:0599-25-4776

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