菅島 

すがしま

三重県鳥羽市

潮の香りと人情豊かな夕映えの島

鳥羽港の東約3Km、標高237mの大山を中心とした東西に長い島。 弥生式土器や須恵器が出土、 鎌倉時代の「吾妻鏡」や「神鳳抄」にも島の名がみえる。 洋式灯台の草分けといえる 日本最古のレンガ造り灯台・菅島灯台や、 海士が雌雄のアワビの初獲りを競う「しろんご祭」、 秋の紅ツゲ、ドウダンツツジの紅葉など、 島の素朴さと自然景観、海の幸を求める観光客で 通年にぎわう。

基本情報
標高
大山236m
人口
550人
来島者
28,400人
行政
明治22年答志郡菅島村・答志村・桃取村の合併で答志村
→同29年志摩郡
→同30年菅島村として分立
→昭和29年答志村・桃取村・神島村ほか4町村との合併で鳥羽市
交通
竹島小学校の校舎は、地元の大工さんの発案をもとに
灯台を真似た外観になっている。
テレビ会議システムを活用した小規模校の仲間づくりや、
島の特産品のアワビを守るためにヒトデの駆除をするなど、
元気な活動が続いている。
小学生が島内を案内する「島っ子ガイド」の取り組みが
さまざまな賞を受賞し、道徳の教科書にも掲載されている。
平成31年4月に統廃合が計画されていたが、先送りとなった。
中学校は昭和54年、本土に統合され、
島の中学生は定期船で鳥羽へ通学している。
窓口
鳥羽市観光協会 TEL:0599-25-3019
鳥羽市観光課 TEL:0599-25-1157
世帯数
193世帯
年齢
小9% 大53% 老37%
産業
漁業41% 二次14% 三次41%
教育
医療・福祉
島内唯一の医療機関で菅島診療所に、
医師が1人、看護師が1人常勤。
診療所が対応できない時や救急患者の出た場合は、
漁船などで患者を本土へ搬送する。
平成24年からはドクターヘリを導入し、
ヘリポートが2カ所設けられている。
島内在住の妊婦に対して、本土への妊婦健診にかかる
交通費の助成制度あり。
鳥羽市健康福祉課 TEL:0599-25-1146
島へのアクセス

▶鳥羽港・市営定期船佐田浜桟橋から
 一般旅客船で菅島港へ15分、8便(佐田浜鳥羽マリンターミナル発)
 5便(中之郷始発)。
 神島行き一般旅客船で菅島港へ40分、2便。
 [島羽市市営定期船課] TEL:0599-25-4776

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