諏訪之瀬島

すわのせじま

鹿児島県鹿児島郡十島村

いまなお噴煙上げる火山島

十島村の中で2番目に大きい。 標高796mの御岳があり、今なお噴煙をあげる活火山の島である。 「日本書紀」の白雉5 年(654)に「吐火羅国の男二人、女二人、 舎衛の女一人、風にあいて日向に流れ来たり」とある舎衛は 諏訪之瀬島ではないかとの説がある。 北西部の溶岩台地には手つかずのマルバサツキが自生し、 春になれば一面赤とピンクの花畑と化す。 また、ハチジョウススキも群生しており、 これらは特定植物群落に選定されている。

基本情報
標高
御岳796m
人口
73人
来島者
971人
行政
明治41年大島郡十島村
→昭和21年米国施政権下
→同26年日本返還
→同27年三島村が分立、大島郡十島村設置
→同48年鹿児島郡
交通
諏訪之瀬小・中学校がある。
平成28年3月まで平島小・中学校諏訪之瀬島分校であった。
島外から「山海留学生」を受け入れている。
問合せは十島村教育委員会 TEL:099-227-9771 へ。
3年以上村に在席したことのある児童・生徒の
海外ホームステイ費用を全額補助する
「海外ホームステイ派遣事業」を実施中。
平成28年、子育て支援施設「すわっこ園」開所。
窓口
十島村諏訪之瀬島出張所 TEL:09912-2-2162
十島村地域振典課 TEL:099-222-2101
世帯数
33世帯
年齢
小29% 大52% 老19%
産業
農業22% 漁業3% 二次3% 三次72%
教育
公共交通はなく、民宿の車を利用。
車や原付の貸出を行っている宿あり。
医療・福祉
諏訪之瀬島診療所には看護師が常勤。
中之島診療所の医師による月2回の巡回診療、
鹿児島こども病院による定期的な小児科巡回診療がある。
救急時の搬送にはヘリコプターが使用される。
年1回フェリーに検診車を乗せたレントゲン便が
各島1~2時間停泊する。
村では、平成24年度から高齢者見守り支援員を育成し、
サロン活動や安否確認の訪問活動を実施している。
島へのアクセス

►鹿児島本港区南埠頭から
 フェリーで口之島・中之島経由、切石港へ8時間10、週2便
 (鹿児島港を毎週月・金曜日出航。変更もあるので要確認)。
 [十島村土木交通課航路対策室] TEL:099-222-2103
►奄美大島・名瀬港から
 鹿児島行きフェリーで宝島・小宝島・悪石島・平島経由、
 切石港へ7時間10分、週2便
 (名瀬港を毎週水・日曜出航。変更もあるので要確認)。
 [十島村土木交通課航路対策室]
►村内各島からチャーター船(村営高速船) が運航。
 村内の各島間や各島から奄美大島・名瀬港、屋久島などへ運航可能。
 利用の際には利用許可証が必要。
 [十島村地域振興課産業振興室] TEL:099-222-2101

諏訪之瀬島 の商品

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あおさスープ(5P入り)

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