小宝島

こだからじま

鹿児島鹿児島郡十島村

風化した奇岩がそそり立つミステリアスな小島

宝島の北東約15km にある、 サンゴ礁が隆起してできた周囲約4kmの小さな島。 島全体を横向きに眺めると妊婦のようなシルエットに見える。 アダンやガジュマルが繁り、道路わきにはハイビスカスが咲いている。 ウネガミ、オオブチ、モガイといった立神の奇岩がそびえ立ち、 平家の落人が隠れ住んだという大岩屋の洞窟がここにもある。 サンゴ礁の割れ目では、色あざやかな魚が泳ぎまわる。 畜産や漁業のほか塩づくりも営まれている。

基本情報
標高
竹之山103m
人口
55人
来島者
117人
行政
明治41年大島郡十島村
→昭和21年米国施政権下
→同26年日本返還
→同27年三島村が分立、大島郡十島村設置
→同48年鹿児島郡
交通
小宝島小・中学校がある。
平成28年3月までは宝島小・中学校の分校であった。
島外から「山海留学生」を受け入れている。
問合せは十島村教育委員会 TEL:099-227-9771 へ。
3年以上村に在席したことのある児童・生徒の
海外ホームステイ費用を全額補助する
「海外ホームステイ派遣事業」を実施中。
平成29年に多世代交流施設として
子育て支援施設「子宝園」が開所した。
窓口
十島村小宝島出張所 TEL:09912-4-2001
十島村地域振興課 TEL:099-222-2101
世帯数
28世帯
年齢
小29% 大58% 老13%
産業
農業15% 漁業7% 二次7% 三次70%
教育
公共交通はなく、民宿の車を利用。
港から集落までは徒歩約10分。
30分くらいで島を一周できる。
医療・福祉
小宝島診療所があり、看護師が常勁。
鹿児島赤十字病院から月2 回の巡回診療があるほか、
県立大島病院から隔週ごとに巡回診療を行っている。
鹿児島こども病院による定期的な小児科巡回診療がある。
急患は、ドクターヘリコプターなどで鹿児島市内や
奄美大島の病院へ搬送。
年1回フェリーに検診車を乗せたレントゲン便が
各島1~2時間停泊する。
平成29年に多世代交流施設として高齢者支援施設
「アダンの里」が開所した。
島へのアクセス

►鹿児島本港区南埠頭から
 フェリーで口之島・中之島・諏訪之瀬島・ 平島・悪石島経由、
 11時間45分、週2便
 (鹿児島港を毎週月・金曜日出航。変更もあるので要確認)。
 [十島村土木交通課航路対策室] TEL:099-222-2103
►奄美大島・名瀬港から
 フェリーで宝島経由、3時間40分、週2便
 (名瀬港を毎週水・日曜出航。変更もあるので要確認)。
 [十島村土木交通課航路対策室]
►村内各島からチャーター船(村営高速船) が運航。
 村内の各島間や各島から奄美大島・名瀬港、屋久島などへ運航可能。
 利用の際には利用許可証が必要。
 [十島村地域振興課産業振興室] TEL:099-222-2101

小宝島 の商品

小宝島 の記事を探す