硫黄島

いおうじま

鹿児島県鹿児島郡三島村

孔雀の飛びかう歴史豊かな火の島

鹿児島港から南 へ108kmの海上にあり、 霧島火山帯・鬼界カルデラに沿って噴出した火山の島。 平成6年、全国初の村営飛行場がオープン。 平家の落人伝説にまつわる史跡・名勝や空を飛び翔るクジャク、 温泉・火山・山菜・海と、小さな島にパッケージされた 資源豊かな観光地としても名高く、三島村3島の中心地でもある。 伝統行事が今も数多く継承されており、 旧暦8月12日の硫黄島八朔太鼓踊りに出現する 仮面神メンドンは、平成29年国の重要無形民俗文化財に指定、 翌30年にはユネスコ無形文化遺産に登録された。

基本情報
標高
硫黄岳704m
人口
130人
来島者
2,640人
行政
明治41年大島郡十島村
→昭和27年竹島・硫黄島・黒島で三島村として分立
→同48年鹿児島郡
交通
三島小中学校がある。子供会活動が盛んで、
郷土芸能の伝承などにも積極的に取り組んでいる。
ジャンベ体験など特色のある授業も実施。
平成11年度から里親型の「しおかぜ留学」制度を実施。
問い合わせは 三島村教育委員会 TEL:099-222-3141 へ 。
同29年、第1回みしまっ子探検隊が硫黄島で開催され、
村内の小中学生らが漁業体験などを行った。
令和2年、村内全4小中学校を義務教育学校に再編、
独自教科で「地球科」を設置する予定。
平成26年保育所「子育て広場つばき園」開所。
窓口
三島村観光案内所 TEL:09913-2-2370
三島村硫黄島出張所 TEL:09913-2-2101
三島村総務課 TEL:099-222-3141
世帯数
65世帯
年齢
小9% 大55% 老26%
産業
農業20% 二次17% 三次63%
教育
レンタサイクル [三島村観光案内所] TEL:09913-2-2370
医療・福祉
硫黄島診療所があり、鹿児島赤十字病院の医師が
村内4診療所を巡回するほか、看護師1人が常勤している。
診療所と同病院を結ぶ遠隔医療システムが導入されており、
早期診療が可能となっている。
急患はヘリコプターを要請、もしくは船をチャーターし
鹿児島県本土の病院に搬送する。
高齢者福祉施設はないが、老人福祉センターや生活センター
などが整備され、ホームヘルパーや運動普及推進員を配置。
定期的に機能訓練などを実施しているほか、
食事サービス活動や娯楽行事を開催している。
また敬老特別乗船券や敬老金の支給、
敬老訪問なども実施している。
島へのアクセス

▶鹿児島本港南埠頭から
 フェリーで竹島経由3時間40分、週4便。
 [三島村] TEL:099-222-3141
 [中川運輸(代理店)] TEL:099-813-7751

飛行機
▶鹿児島空港からセスナ機(最大乗客数3人)
 薩摩硫黄島飛行場へ約50分。
 月・水曜で前日の正午までに予約が確定した場合のみ1便運航。
 [新日本航空] TEL:0995-58-2211

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