大崎上島

おおさきかみじま

広島県豊田郡大崎上島町

新航海時代へ、造船とミカンと教育の島

瀬戸内海の中央、芸予諸島に浮かぶ島。 気候は瀬戸内海独特の温暖少雨な気候で、 降雪・降霜日数も少ない。 古来、瀬戸内製塩集落として栄え、 安芸国大崎荘として諸家の所領となった。 主産業は柑橘栽培を中心とする農業と造船業である。 西日本で初めてブルーベリー栽培を導入したとされる町で、 今では、ブルーベリーの国内有数の産地となっている。

基本情報
標高
神峰山452m
人口
7,951人
来島者
76,679人
行政
明治22年豊田郡東野村・大崎中野村・大崎南村・西野村
→大正6年大崎中野村が中野村に改称
→同9年東野村木江・岩白地区と中野村天満地区の
 分立合併で木江町
→昭和30年中野村・西野村の合併で大崎町、
 木江町・大椅南村の合併で木江町
→同39年東野村が町制施行
→平成15年3町の合併で大崎上島町
交通
小学校3校(東野・大崎・木江)、大崎上島中学校、
県立大崎海星高校、県立広島叡智学園中学校・高等学校、
国立広島商船高等専門学校があり、
「教育の島」構想が推進されている。

認定こども園、幼稚園(ルンビニ・大崎上島) がある。
大崎上島幼稚園は平成31年に木江幼稚園と
大崎幼稚園の統合により開園。

小中学校と大崎海星高校では島ならではの魅力を体験しながら学ぶ
「大崎上島学」の授業が展開されている。
大崎海星高校では、校内に公営塾が設置されるなど
高校魅力化に取りんでいる。
平成30年度は10年ぶりに生徒数が100人を超えた。

広島叡智学園は平成31年に新設された
併設型中高一貫教育を行うグローバルリーダー養成校。
高校からは国語以外の授業を英語で行い、
高校生の1/3が留学生となる予定。

明治31年に芸陽海員学校として創設された広島商船高校は
平成25年から29年まで文科省「地(知) の拠点整備事業」に
採択され人財育成に取り組んでいた。学生寮「若潮寮」がある。

平成30年に交流拠点として整備された学習交流センターは
教育寮「コンパス」も備えている。
毎年約3,000人の修学旅行生を受け入れており、
島内の民家に宿泊し、住民と一緒に漁業体験を行っている。
修学旅行がきっかけで島外から島の高校に入学した生徒もいる。
窓口
大崎上島町観光案内所 TEL:0846-65-3455
大崎上島町役場 TEL:0846-65-3111
世帯数
3,842世帯
年齢
小7% 大48% 老45%
産業
農業14% 漁業1% 二次29% 三次56%
教育
バス
大西港を起点とする3 路線と、
天満港・めばる港を経由する路線、あわせて4 路線。
[おと姫バス/大崎上島町総務企画課] TEL:0846-65-3112
太田バス停を起点に島を一周するバス路線。
平日は右周りと左周り各8便運航。
[さんようバス] TEL: 0846-65-3531
タクシー [東野タクシー] TEL:0846-65-2091
     [大崎タクシー] TEL:0846-62-0310

超小型モビリティ(観光移動用電気自動車)
2 人用の乗用車。設骰場所は、垂水港、さんようバス、
ホテル清風館、大崎上島町観光案内所。
[垂水港( さんようバス)] TEL:0846-65-3531
[ ホテル清風館] TEL:0846-62-0555
[大崎上島町観光案内所] TEL:0846-65-3455

レンタサイクル
島内4カ所設置。1日500円
(電動アシスト付きもある)。
[大崎上島町観光案内所]
医療・福祉
医院・歯科など10施設あり。
また、公営の診療所として
月2 回開設される耳鼻科がある。
救急の場合、島内は救急車、島外へは救急艇で搬送。
島へのアクセス

▶竹原港から
 大長港行き高速船でめばる港・一貫目港・天満港・沖捕港経由、明石港へ27分、7便(うち1便はめばる港上まり)。
 [しまなみ海運] TEL:0845-22-1337。
 フェリーで垂水港・白水港へ25分~30分、32便。
 [山陽商船] TEL:0846-22-2133
 [大崎汽船] TEL:0846-22-2390
▶安芸津港から
 フェリーで大西港へ35分、16便。
 [安芸津フェリー] TEL:0846ー45-0462
▶今治港から
 大三島宮浦港行きフェリーで大三島宗方港経由、
 天満港へ約1時10分、2便。
 [大三島ブルーライン] TEL:0898-32-6713
▶大崎下島・小長港から
 フェリーで明石港へ15分、11~12使。
 [しまなみ海運] TEL:0845-22-1337

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