小呂島 

おろのしま

福岡県福岡市

玄界灘に浮かぶ、グルメに人気のヒラメの島

九州本土へは最短でも26.6km、 博多港から北西へ44kmの玄界灘にある。 古くから海上交通の要地として知られていた。 正保2年(1645)領地拡張のため福岡藩主が漁民を 移住させたのが定住の始まりといわれ、 近世後期には近海捕鯨の基地にもなっていた。 島全体は緑に覆われており、 南斜面は中腹まで段々畑が続く。 付近は筑前海域有数の豊かな漁場で、 漁業が島の主産業だ。

基本情報
標高
109m
人口
192人
来島者
3,000人
行政
明治22年志摩郡小田村の一部
→同29年糸島郡
→同年北崎村に改称
→昭和36年福岡市に編入
交通
小呂小学校は明治32年、小呂中学校は昭和22年創立。
島外に寄宿する生徒には、住居費の一部として毎月14,000円を
(公財) 福岡市教育振興会が補助している。
平成10年に小学校設立100周年、中学校設立50周年を記念する
小呂島初の島史「海祭」を出版。
漁業以外に産業がなく、少子高齢化の進む現状に危機感を覚えた
小中学校では、島の活性化をテーマにした体験学習に取り組んでいる。
魚の加工品をつくって博多などで販売したり、
他の島を見学したりと、多様な授業を展開している。
小呂保育所がある。
窓口
福岡市観光案内所(天神) TEL:092-751-6904
福岡市西区役所 TEL:092-881-2131 (代表)
福岡市企画課 TEL:092-711-4863
福岡市漁協小呂島支所 TEL:092-809-1560
世帯数
64世帯
年齢
小15% 大65% 老19%
産業
農業2% 漁業40% 二次1% 三次37%
教育
医療・福祉
島内の市立診療所に看護師が常駐し、
市の委託医師が月1回渡島診療。
救急息者の搬送は、市消防局のヘリコプターの派遣や、
民間漁船の借り上げによる。
島へのアクセス

▶姪浜旅客待合所から
 高速船で小呂島へ1時間5分、1~2便。
 [福岡市営渡船事務所(姪浜)] TEL:092-881-8709

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