玄界島 

げんかいじま

福岡県福岡市

玄界灘の漁業の島

博多港から18kmの博多湾口にある円錐形の島。 島の大半が玄海国定公園の特別地域に指定されている。 古くは「久島」「月海島」とよばれていた。 現在はブリ・サワラ・タイなどの一本釣を中心とした 漁業が基幹産業になっている。 平成17年3月20日に発生した福岡県西方沖地霰により、 南側の斜面の集落を中心に甚大な被害を受け、 全島避難を余儀なくされた。 しかし、住民が一体となり復興に取り組んだ結果、 約3年という短期間で復興を遂げた。

基本情報
標高
遠見山218m
人口
458人
来島者
11,000人
行政
明治22年志摩郡小田村の一部
→昭和29年糸島郡
→同年北崎村に改称
→昭和36年福岡市に編入
交通
玄界小学校は明治15年、同中学校は昭和22年開校。
平成21年、小中学校併設の新校舎が完成した。
島外に寄宿する高校生には住居食の一部として
毎月14,000円を市が補助している。
玄界島保育園がある。
窓口
福岡市観光案内所(天神) TEL:092-751-6904
福岡市西区役所 TEL:092-881-2131 (代表)
福岡市企画課 TEL:092-711-4863
世帯数
198世帯
年齢
小10% 大57% 老33%
産業
漁業38% 二次2% 三次43%
教育
医療・福祉
平成8年4月に市立診療所が整備され、
医師常駐、看護師常勤による診療を開始。
歯科は週3回の渡島診療がある。
救急患者の搬送は、市消防局の消防艇や、
民間漁船の借り上げによる。

これまで介護サービスの基盤となる事業所がなかった島に、
平成22年12月、介護サービス事業所
「ケアボートがんぎだん」が開所した。
訪問や宿泊を組み合わせた
「小規模多機能型居宅介護」を提供する。
事業所の名称は、震災前の玄界島にあった
急な階段「がんぎだん」に由来する。
島へのアクセス

▶博多埠頭から高速船で玄界島へ35分、7便。
 [福岡市営渡船事務所] TEL:092-291-1085

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