日振島 

ひぶりじま

愛媛県宇和島市

歴史と神秘の島

宇和島市西28kmの宇和海に位置し、 足摺宇和海国立公園に指定されている島。 島名は、昔からこの辺りは船の往来が多く、 夜間に島の住民が山頂で火を振って 灯台の替わりをしたことにちなむという説がある。 承平6年(936)頃から日振島を根拠地として中央権力に 反抗していた藤原純友は、天慶2年(939)東国の平将門に 呼応してこの日振島で再び兵を挙げたという。 産業の中心は水産業で、ハマチの養殖、 まき網、一本釣が盛んである。

基本情報
標高
198m
人口
289人
来島者
5,000人
行政
明治22年1島で北宇和郡日振島村
→昭和33年4村との合併で宇和海村
→同49年宇和島市に編入
交通
日振島小学校がある。
喜路・能登地区の児童はスクールバスで通学、
運動会や学芸会には住民も参加し、
子どもからお年寄りまで終日楽しむ。
中学校はなく、宇和島市下波の宇和海中学校「はまゆう寮」で
寄宿舎生括をしていたが、平成26年に閉寮、
翌年には文京町の城南中に統合されたが、
同名の寮が整備されているため希望に応じて利用できる。
平成18年に中高一貫教育である
県立宇和島南中等教育学校が文京町に開校し、
進学のために家族ごと本土へ移住することもあった。
窓口
宇和島市観光物産協会 TEL:0895-22-3934
宇和島市商工観光課・企画情報課 TEL:0895-24-1111
宇和島支所日振島出張所 TEL:0895-65-0001
世帯数
140世帯
年齢
小8% 大56% 老36%
産業
漁業71% 三次29%
教育
医療・福祉
市営日振島診療所は医師1人、看護師2人が勤務する
島で唯一の医療機関。
喜路出張所、能登出張所へ出張診療もある。
島へのアクセス

▶宇和島港から
 高速船で喜路港へ38分、
 さらに明海港へ9分、能登港へ10分、3便
 (うち1便は能登港へ43分、その後明海港・喜路港)
 一般旅客船でで嘉島・戸島経由、喜路港へ2時間7分、
 さらに明海港へ19分、能登港へ22分、1便。
 (平日のみ)
 [盛運汽船] TEL:0895-22-4500

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