フェリー・高速船
本土〜隠岐を結ぶ船は、フェリーと高速船の2種類があります。
それぞれの特徴を端的に記載すると、
・フェリー:車の搭載が可能で、寝て過ごすことが可能ですが、スピードが遅いです。
・高速船:車の搭載が不可、座席座って過ごすことになり、フェリーの約1/2の時間で到着します。費用はフェリーの2倍程度になります。
運行状況・時刻表・金額など最新情報は隠岐汽船サイトよりご確認ください。
https://www.oki-kisen.co.jp/
それぞれの特徴などをもう少し詳しく説明します。
・フェリー(運行期間:1年中、メンテナンス等のため冬期減便有)
フェリーはいわゆる大型客船。客室定員800名程度に、乗用車も乗せられます。
船内は、客室(ベット付きの個室・カーペットの大広間)の他に多目的ホール、売店、自動販売機コーナー、ゲームコーナーがあり船外にデッキ(椅子席)もあります。
最も安く、島の生活感を感じられるのは、カーペットの上で雑魚寝しながら乗る2等室(予約不可)。
島民はほとんどが船旅を寝て過ごします。
空いている時は特に気にならないと思いますが、
お盆の期間や欠航が続いたタイミングなどと重なると混雑し、
パーソナルスペースが小さくなるため、
船内で座って・もしくは寝て過ごされたく、そばに人がいるのが気になる方は、
他客室を予約すると良いでしょう。
設備は2等と同じですが、追加料金を支払うことで混雑時にも比較的広く乗ることができる特別2等(予約可)の他に、
ベッド付きの個室(予約可)を持つ客室もあります。
船の揺れが小さい時には、船内のゲームコーナーで遊んだり、
船外のデッキに座ってみたりと色々と探検したりしても楽しめます。
揺れが大きい時には、船酔い対策として寝てしまうことが一番かもしれません。
酔った際には、寝てしまうか、酔ってからでも効く酔い止め薬を船内売店で購入しましょう。
・高速船(運行期間:冬季は運休期間有り)
客室定員250名程度、車は乗せられません。
浮上運行するために軽量コンパクトな船になっており、船内には売店などはなく、
座席とお手洗いのみとシンプルなつくりです。
(売店がない、つまり船内での酔い止め薬の販売が無いため、乗り物酔いされる方は事前にご準備の上乗船されたほうが良いでしょう。)
また、高速で走っているため、運行中船外に出ることはできません。
移動時間の短さと座り心地では圧倒的に高速船が良いため、
移動手段として船に乗られたい方は高速船に乗るようにしましょう。
車を積みたい、もしくは、船外に出るなど船旅を楽しみたい方はフェリーがオススメです。
米子空港・米子駅・松江駅〜船港までは接続バスがあります。
(接続バスが無い便がある場合もありますので、隠岐汽船サイト・一畑バスサイトなどでご確認ください。)